
7月4日 鳥山高史ガラス展の初日
いろいろな形の器を花器に見立てる花のしつらえに伺いました
会場は器のお店『ゆくり』さん
お庭にも手入れの行き届いた 築100年も近いという日本家屋
古いガラスの棚、長い文机、陳列棚の板から
部屋の両側に掛けられた御簾まで そこにあるすべてのものが
私たちに現在の時を忘れさせるような....
そして 開梱されて間もないはずの鳥山さんの器もまた
それらと同じ時の流れにいるような
そんな静かな空間

迎え花は 小さな鉢に小さな芳香の花

細い口の瓶にザクロの小枝 まだ青いアケビの実と


口の広いココットに小さなハーブたち カトラリーと

小瓶には小さな紫陽花を一輪挿しに

小さな息子さんが片手で持てるように作られたというグラス
女性の手にもしっくりと収まり 飲み物の量も実は丁度良い具合
古いグラスの風合いなのに薄くて軽く
でも日常使いに耐えるよう丈夫に作られているとのこと
たくさん並べて 花を流して涼しげに

午後からの雨で足元の悪い中お越し下さった皆さま、
ありがとうございました
鳥山高史ガラス展は 7/12(日)まで開催しています
ご都合のつく方はぜひこの空間で実際ガラスに触れてほしいです
この度の企画にて 鳥山さんをはじめ 初日にお越しくださった皆さま、
鳥山さんの作品、ゆくりという空間と たくさんの出会いのきっかけを
くださったゆくりのオーナー 安田さんと貴美子さんに感謝いたします
- 関連記事
スポンサーサイト